自分好み賃貸プロジェクト No.024【事例紹介】24部屋目が完成しました
- Daisaku Kojoma
- 9月3日
- 読了時間: 3分

「自分好み賃貸」シリーズの24部屋目となるリノベーションが完成し、無事にお引き渡しを終えました。築古物件を活かしながら、新たな暮らし方を提案する「自分好み賃貸」。今回は女性入居者の希望を丁寧に反映した、明るくカフェのような空間に仕上がりました。
無垢フローリング × ホワイト天井

床には無垢フローリングを採用し、クリア仕上げで木目の美しさを引き立てました。天井はホワイト塗装で仕上げ、全体を明るく開放的な印象に。ナチュラルな木の温もりと白の組み合わせが、カフェのような柔らかい雰囲気をつくり出しています。
間取り

オープンクローゼットを採用し、空間の広がりを感じさせながら収納力も確保。シンプルなワンルームプランの中に、暮らしの機能がしっかり詰め込まれています。
Ⅱ型キッチンで暮らしやすさアップ

今回の大きな特徴はⅡ型のカウンターキッチン。シンクとコンロを備えた作業スペースに加え、背面には電子レンジやトースターなどのキッチン家電を置ける専用カウンターを設置しました。
また、ブレーカーが落ちないように別系統で2か所のコンセントを配置。調理中も安心して複数の家電を同時に使えるよう工夫しています。料理好きな方にとってはとても便利な間取りです。
カウンターキッチンとワークスペース

部屋の中心に配置されたのは木の質感を活かしたカウンターキッチン。料理のしやすさはもちろん、来客時にはダイニングや交流の場としても機能します。
さらに、在宅ワークや趣味の作業スペースとして活用でき、暮らしの幅を広げる間取りとなりました。
収納はハンガーパイプを4か所設置

入居者が女性ということで、衣類収納のニーズに合わせてハンガーパイプを4か所に設置。オープンクローゼット形式で使いやすく、たっぷりと洋服を収納できます。見せる収納としてアレンジすれば、インテリアの一部としても楽しめます。
洗面台は「メイクのしやすさ」を重視

洗面所は、天板を広く確保し、メイク道具を余裕を持って置けるよう設計しました。忙しい朝の時間帯でもゆとりを持って身支度ができる、女性目線の使いやすさを意識したデザインです。
まとめ
今回の24部屋目は、入居者からの要望を一つひとつ丁寧に反映し、暮らしに寄り添った設計を実現しました。「自分好み賃貸」は、住む人のライフスタイルや希望を空間に落とし込むことで、自分らしい暮らし方を叶える賃貸です。
自分好み賃貸プロジェクトとは?
「自分好み賃貸」とは、ただ完成した部屋を提供するのではなく、入居者のライフスタイルや希望を反映して設計・デザインする賃貸住宅です。
「Ⅱ型キッチンで家電を置きたい」「収納をもっと増やしたい」「インテリアを明るくしたい」など、入居者の声を設計に落とし込み、リノベーションで実現していきます。
さらに特徴的なのは、工事費をオーナーさんが負担してくれるという仕組み。入居者は自分の希望を反映した部屋に住むことができ、オーナーにとっても空室が減り物件の価値向上につながる、双方にメリットのある取り組みです。
その結果、住む人が自分らしく暮らせる空間が生まれています。
詳しい内容は下記からどうぞ
物件:神吉マンション
事業主:神吉不動産株式会社
プロデュース:株式会社 人と不動産
デザイン:Fusha Architects
施工:中村大工
施工時期:2025年8月
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