自分好み賃貸プロジェクト

自分好み賃貸プロジェクト概要

　最近では古い住宅をリノベーションして貸出すことは当たり前になってきましたが、今は昔と違って各入居者のライフスタイルが多様化しています。それぞれにあったお部屋のリノベーションを出来ないか？賃貸は人様の物件を一時的に借りるだけだから、マイホームのように自分好みに間取りを変えるなんてありえない。そんなことって誰が決めたんでしょう。

　逆に、むしろ家賃をもらうんだから、お客様にもっと合わせた空間があってもいいんじゃないかという発想のもとに始まったプロジェクトです。

自分好み賃貸

マイホームのような賃貸物件

時代に合わせた多様性の中での賃貸プロジェクト

概要

プロジェクトミッション

□MISSION／目的

世の中の空室を再生し、賃貸をもっと豊かに

　ここ10年で消費者のライフスタイルは豊かになりました。スマホを持ち歩き、必要な情報をリアルタイムに検索する。それにより、ライフスタイルの多様化が進みました。

10年以上前まではテレビチャンネルと言えば、地上波とBS、一部有料のCSぐらいのものでしたが、今や何百万というチャンネルの中から番組選びが可能です。映画鑑賞も今やオンライン等の配信サービスで消費者が「観たい時に観れる」というオンデマンドサービスに移行されました。

　昔と違って消費者の大多数が同じような生活サイクルを送る時代から、自分で選んで行動する多様化された時代に変わっています。果たして、賃貸市場はどうなんでしょう？消費者のニーズが多様化した時代に、他社と同じような商品で事業を行う事の限界はすぐそこまで来ています。部屋選びも、不動産店舗に来るまでに消費者がネットでものすごく物件情報を下調べしています。賃貸は借手がいて初めて成立する事業です。多様化する世の中で今求められているのは賃貸商品の豊かさです。

ミッション

プロジェクト背景

□なぜ入居者が費用を負担せずに自分好みの部屋に改装できるのか？

　世の中には築20年を超えるマンションで空室が多数発生します。多くは室内の内装に大規模な改装が必要な状況です。なぜなら設備的または内装的に消費者のニーズに合わない事からです。

　しかし、オーナーさんの多くは「改装したら本当に入居が付くのかわからない中で数百万円の改装費は払えない」という意見が多く、なかなか改装されないのが現実です。弊社ではこの問題の本質を逆手に捉え「借りる人が決まっているのであれば、お部屋を改装することは判断しやすい」という考えのもとでこのプロジェクトが生まれました。

契約の流れ

①申込（審査）

保証会社の審査を受けてもらいます。

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②面談打合せ

間取り・デザインの打ち合わせ。設計デザイナーさんと一緒に、イメージの部屋を思い浮かべ、間取りとテイストを決めていきます。（入居者自身で設計もOK）

③部屋作り設計委託契約（10万円）

希望の間取りのベース平面図が出来た時点で設計委託契約を結んでいただきます。その後設計担当者が詳細平面図・電気配線図・立面図等工事に必要な書類を作成します。（賃貸借契約時には初期費用からこちらの10万円を差引いたします）

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④内装最終確認打合せ
設計担当者より詳細図面をもとに工事する内容を説明いたします。ここで内装を100%（壁紙、床材、塗装色など）固めてもらい、問題なければ工事を発注という形になります。

⑤賃貸借契約書締結
間取りや設備の仕様が決まってから契約しますのでご安心ください。

（③で頂いた委託費用を契約時に相殺します。）

⑥工事開始（工事期間2ヵ月）
ここから現場が大忙しです。一から解体して、ほぼ全部やり変えるので、これぐらい時間は必要になります。楽しみですが、しばらく辛抱です。

⑥完成引渡し
念願の自分仕様の賃貸マンション完成ですが、お部屋も入居者とその人の私物が入ることで、空間が完成するのでようやく命が吹き込まれる瞬間です。

契約の流れ

デメリット

そんな自分好み賃貸ですが、デメリットもいくつかありますのでご紹介します。

①すぐ入居できない

　すでに出来上がってる商品ではありません。入居希望者の希望をお聞きしてプランを作成します。ご要望ヒアリングと打ち合わせの日程の調整等工事と直接関係のない部分など関係してきます。大体平均的には2ヵ月ぐらいに引き渡しが掛かりますし、工事が立て込んでいる場合は、それ以上の場合もあります。ただし、弊社で様々お客様の住替えのお手伝いをさせて頂いておりますが、意外と今の部屋の退去条件が1ヵ月前だったりするので、入居開始1.5ヶ月先とかはよくある話です。

②工事予算がある

　色々夢が膨らみがちですが、オーナーさんも事業としてやっておりますので各部屋の改装工事に予算があります。各設備や仕様に拘り過ぎると予算には収まらない場合もあります。そのためにプロジェクトチームにはデザイナーと建築士がおりますので、適切なアドバイスをさせて頂きます。

デメリット