昨日、大阪府知事が「レッドゾーン」の医療非常事態宣言を発令されました。
(時事ドットコムより)
内容は、
・できる限り、不要不急の外出を控えてください
・「5人以上」「2時間以上」の宴会・飲み会は控えてください
・GoToEatキャンペーン事業で付与されたポイント又は既発行の食事券、少人数利用・飲食店応援キャンペーン事業で付与されたポイントを利用した飲食を控えてください
・重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患のある方等)は、不要不急の外出を控えてください
・高齢者の方、高齢者と日常的に接する家族、高齢者施設・医療機関等の職員は、感染リスクの高い環境を避け、少しでも症状が有る場合、休暇を取得するとともに早めに検査を受診してください
・「静かに飲食」、「マスクの徹底」(飲食の際も会話時はマスクを着用)、「換気と保湿」
(大阪府HPより抜粋)
という事です。この発令の内容に府民の間では色々意見が分かれる用ですが、ここではこの問題について議論はしません。
上記のような状況ではなかなか飲食店やサービス業についてはかなりの痛手だと思います。この第3波を年末の繁忙期に重なってしまったことで、1年間頑張って耐えてきた飲食店も事業を見直す方も多くいるかと思います。このような状況で今後出店や独立しよう考えている方には非常に悩ましい状況だと思います。今までの常識の中で飲食店を開業するのは難しい状況ですが、逆に新しいスタンダードでお店の事業を考えることが必要だと思います。
ピンチはチャンス
もう一度現状をおさらいすると、
・オンライン化されて出勤人口が減り、人の動きが前より減った
・4人以上の会食は感染リスクがあるので基本控えるように
・食事以外はマスクをする
・企業が従業員に対して副業OKの動きが
・Uber Eatsのような配達インフラが整備された
・オンライン飲み会等新しいスタイルの模索
・家で過ごす時間が増えた
時代のスタンダードが変わっても変わらないことは、
人間は毎日お腹が減る
なので、今後も飲食店舗に需要が無くなることはありません。でも今までとはニーズが変わりますので今までと同じようなお店ではなく、工夫が必要になると思います。
例えば、
待つ営業から、動く営業へ
今までのお店は開店したら店舗でお客様が来るのを待って、来店されたお客様にメニューから料理を選んでもらう形でしたが、今後はお客様のもとへお店の料理を届ける、またはテイクアウトできるアイテムの充実化が必要だと思います。デリバリーでもテイクアウトでも家での食事が味気なくならないような工夫などができるお店は、ニュースタンダードでも「選ばれるお店」になると思います。
客席にこだわる必要が無いキッチンメインのお店
動く営業を考えると、客席を作ってお客様を待つことが必要なくなります。今やSNSがある時代です。自分のお店の名前を検索すればお客様がお店の料理をいかに評価してるか写真検索でわかりますし、改善などもできると思います。そうなると店舗面積も少なく済むので家賃が抑えられます。それ以外に料理の注文を受けたり、運んだりするスタッフも必要ないので従業員もいらないです。他にも洗い物が圧倒的に減ると思います。あとは人気店が抱える近隣との調和(クレーム対応)も無くなります。意外と良いことがあるかもしれません。勿論テイクアウトに伴って、今までのお店営業には無かった経費は掛かりますが、効率性は上がると思います。
「満席が無いので面積に限られた売り上げに縛られない」
「人気店だと列もできないので近隣関係も良好」
「皿洗いもないので生産性が上がる」
「ホールスタッフがいらないので無駄な人件費を削減」
では、今後お店を出そうとしている人どの様な物件を探したらいいのか?
まず、飲食店舗を探されている方はよく言われる
「路面区画」のこだわりはいらない、空中店舗でも大丈夫です。
路面店舗は飲食店をされる方のほとんどが希望する条件なので家賃も高額です。逆に空中店舗は余っているので家賃は比較的安いです。空中店舗に少し懸念を感じる方には、路地など小道にある区画もありです。
大事なのは、保健所の許可が取れる設備があるのか、それとも工事ができる区画であれば大丈夫なのですが、居抜きでない限りは工事が必要なので最低200万円ぐらいは掛かると思います。ただ今までなら300-400万円は店舗工事にかかる費用が約2/3〜半分ぐらいになるので、逆にお店は開業しやすいかもしれません。
ニュースタンダードはどこまでスタンダードになるのか…。
確かに上記に述べた状況はウィズコロナのスタンダードであり、アフターコロナのスタンダードと異なる場合があります。東日本大震災でも津波被害でたくさんの犠牲者が出ても、その後沿岸部のタワーマンションはバカ売れしていました。今朝のニュースではイギリスでコロナワクチンの実用が来週から始まるという情報が流れていました。コロナ終息が早ければ、元に戻る流れも出てきます。
消費者の選択肢
ただこの1年で経験した新しい世界について全員が経験したことは事実です。上記の中には効率性の観点からオンラインやデリバリーを使い続ける層は確かに残ると思います。なので何かするうえで、消費者の選択肢として残り続けることでしょう。
それでも不安の方はまず実験してみる
やっぱりまだまだ先行きが不透明で、自己事業の方向性を決断できない方は一度実験してみることも大事だと思います。
でも「実験のために金銭を含むリスクを負えない。」「そんな都合よい物件なんてない。」という意見がありそうですが、
そんな都合の良い物件があるんです。
■営業許可付シェアキッチン
総菜製造業、菓子製造業(パン含む)、飲食店許可も取れてます。
場所は大阪市中央区だけどの路地の中。
会員制なので、決まった曜日の決まった時間の利用を確保できます。
2021年2月〜営業開始。
現地説明会なども実施しています。
詳細は下記より
■クリエイティブ キッチン&オフィス、からほり悠がスタート
■クリエイティブキッチンとは
「レンタルキッチン」+「食品製造許可」+「飲食店営業許可」
一般的なレンタルスペースのような食事会やホームパ-ティーなどの利用だけではなく、食品製造許可(菓子製造業、総菜製造業免許取得予定)を持つレンタルキッチンとなります。コロナ禍でフードデリバリーが普及し、店を持たない、料理作りに特化したビジネスの可能性が広がっています。「クリエイティブキッチン」は、空堀に集まる個性豊かな人材に、自分たちの可能性を発揮できる環境を提供します。
◇新型コロナ感染防止対策として15名様単位にグループ分けをしてご案内させていただきます。
以下より希望の時間帯をご記入ください。
・1st: 12:00-13:30←すでに定員につき募集終了
・2nd: 14:00-15:30
・3rd:16:00-17:30
定員:先着45名
参加費用:無料
▼新たな事業計画にご興味のある方
▼飲食店舗開業を検討中の方
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