• 大作 小上馬

中古マンション購入の盲点 3

ライフプランの作成


 弊社のとあるお客様が関西の郊外のベッドタウンにある築19年の中古マンションを購入するお話です。物件は売主さんがキッチン、ふろ、トイレ、洗面台などの設備を一新されて、床は壁紙まできれいに張り替えられたリフォーム物件です。しかも日当たりがよく、部屋からの眺望も緑に囲まれた素敵マンションを終の棲家として購入しよう検討されています。  先日のブログでは中古マンションを購入するうえで、ローンの返済以外に月々かかる固定費についてお話ししました。本日はライフプランの重要性についてお話し致します。



 こちらの物件を検討されていらっしゃるお客様ですが、年齢を考えると借入期間は24年が上限となります。昨日のブログでもお話しした通り、月々の住居費用を10万円以下に抑えたい場合、1600万円を借入れると月返済額が大体64,000円になりますので、昨日のブログでお話ししました、管理費などの固定費を合わせるとちょうど10万円以下になります。よって物件価格が2,080万円ですので、諸費用を10%ぐらいで考えると、2280万円ぐらいが総額になりますので、購入時に約700万円ほど現金が必要になります。そこで今までの貯蓄の一部を充てるということになりました。  700万円っていう現金をこのタイミングで使って大丈夫??  お客様にはまだ小学生のお子様が2人いらっしゃり、今後の教育資金を考えるとリスクのある現金支出ということはご理解されていますが、どれだけのリスクかはまだピンと来られていない状況でしたので、弊社でお客様の今後ライフプランを作成させていただきました。  ライフプランとは?  今後の収入(年金や学資保険などを含む)と現在の貯蓄と今後の支出を時系列にまとめた資料です。よく保険の営業の方が作られているものに近い簡易的なものですが、時系列になりますのでいつ/どこで/いくら現金が必要になるかという事がよくわかります。  たとえば、今回のお客様の場合は、お子様が6年生と4年生でしたので、7年後には大学の教育資金が必要になり、13年後まで学費の支払いが続きます。特に9年後から2年間はお子様2人分の教育費を負担しないといけません。また老後の暮らしと物件の固定費でやっていけるのかという検証もできます。   当初の予想通り、お子様の大学在学時は家計のは負担が大きくなりますが、そこに関してはどの物件を購入しても状況は変わりません。しかし老後に関しては住宅ローン返済後も駐車場代を含めた月々の固定費が大きなに負担となります。特に修繕積立金が今後いくらまで上昇するかがポイントです。そこでマンション組合事務所に伺い長期修繕計画を見せてもらうことにしました。  本日は、ライフプランを作成することによって  ・いつ  ・どこで  ・いくら  お金が必要になるかを理解できるお話しでした。  次回は、長期修繕計画と修繕金についてお話し致します。


中古マンション購入の盲点 4

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