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モデルルームの企画

 モデルルームを作成するにあたり、ある架空の人物を作りました。

 

A子さんのライフスタイル

 年齢は20代半ばの女性。お料理と体を動かすことが好きで、お酒も好き。週末は近くの服部緑地までクロスバイクでサイクリング。途中にワインショップでワインを買って、家でワインに合う料理を作る。そんな料理好きを知る彼女の友達は男女関係なく、週末に彼女の作る食事を目当てに遊びに来る。平日はクロスバイクで江坂まで行き、そこから地下鉄に乗って大阪市内の会社にお勤め。夜も飲みに行かない日は、途中のスーパーによって、家で簡単なものと週末に作り置きした料理を温めて食べる。数年に一度の海外旅行もリゾートよりNYやパリとかのように海よりパン屋さんとかコーヒー巡りの方が好き。

 

そんなA子さんのお部屋のこだわり

①大事なクロスバイクは駐輪場ではなく、部屋に持ち込むために玄関には広めの土間

②週末は友達が来るので、友達に靴を脱がずにお店にいるような感じでしゃべりしたいので、キッチンの対面カウンターまで土足でいられる土間

③新しいものではなく、良いものを長く使う方が好きなA子さんの床は足場板にすることで、経年変化を楽しむことができる。

④壁を壁紙ではなく塗装し、構造体をむき出しにすることでカフェのに住んでいる感じを演出。

⑤トイレ・バスは必要以上に拘らず、シンプルに。

 

 出来るだけ既製品を使わず、造作と昔の内装を融合した他には無い空間を作り上げることでオンリーワンの価値を魅せることもフルリノベーションならではの部屋作りです。

 

・土間仕様のダイニングスペース

・足場板のフローリング

・カウンターキッチン

・ブロック塀を活かした塗装

・コンクリート剥き出しの天井

・配線ダクト照明

 

そういう構想の中でできた間取りがこれ。

madori_model.jpg

神吉マンション

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工事風景

解体

造作

塗装

仕上げ

完成